休憩中。グラウンドに水を撒いている時。寿也のバッグの中から白い封筒が落ちた。なんだろうと首を傾げて拾い上げると、可愛らしい女の子ーな字で「佐藤 寿也 さま」と書かれていた。ラブレターだった。
「とととととととととととととととしや!こっこっこここここっこ」
「ニワトリ?」
「これこれこれ!これなに?」
「あっ!」
「何やっぱりラブレター?そうだよね寿也ってかっこいいもんね。オマケにスポーツ出来るし頭もいいし。で、返事はしたの?勿論断ったよね?つーかオーケーしたら赦さないよ!」
「どうしてちゃんにそんな事言われなきゃいけないの!?」
「だって寿也はあたしの“こいにょーぼー”だもん!」
だからあたしは認めません!